矯正歯科をお考えの皆さまへ

日本矯正歯科学会認定医（日本に約2800人）が在籍しており、連携を取りながら診療しております。
原則第2木曜日に当院に出勤しておりますので、直接相談をご希望される場合はその旨お伝えください。

矯正歯科とは、歯並びの不良を治す歯科治療の事です。歯並びが悪くて、歯を閉じた際に上下の歯が合わなかったり、噛み合わせが悪かったりすると、噛むことが難しくなったり、お口の中の環境が悪くなったりします。矯正歯科治療は、歯並びを整える事で、咀嚼機能の向上や、口腔内の清潔さを保ち、虫歯や歯周病のリスクを抑えやすくします。

ワイヤー矯正は、歯の表面に装着する装置を使い、歯並びを整える方法です。ブラケットと呼ばれる小さな金属やセラミックの器具を歯に取り付け、ワイヤーでつないで力をかけて歯を移動させます。ブラケットは、装着時に若干の違和感を感じることがありますが、慣れてくると気にならなくなります。

見えにくいマウスピース矯正（インビザライン）で他人に気付かれずに矯正を行うことができます。
詳しくはインビザラインのページをご参考ください。

・歯並びを改善できる
矯正歯科では、歯並びを改善することが出来ます。歯が悪いと、審美性の問題だけではなく、口臭やむし歯、歯周病の原因にもなります。矯正歯科を受けることで、美しい歯並びになります。

・噛み合わせを改善できる
噛み合わせが悪い場合、顎関節症や頭痛・肩こりなどの身体の不調を引き起こすことがあります。矯正歯科によって、噛み合わせを改善することができ、健康的な噛み合わせになります。

・お口の中の健康が守れる
歯並びが悪いと、歯磨きがしづらくなります。磨き残しが多くなり、虫歯や歯周病のリスクが増えます。矯正歯科で歯並びを改善することで歯磨きがしやすくなり、口腔内の健康を守ることが出来ます。

・治療期間が長い
矯正治療は、歯の状態や治療方法によっては1年半～2年程かかることがあります。そのため、治療期間中は定期的な歯科検診と調整が必要になります。 また、装置を外した後も、定期的な歯科検診やリテーナー（歯列を維持するための装置）の使用が必要になる場合があります。

・痛みや不快感がある
矯正装置を装着した後、しばらくは違和感や痛みを感じることがあります。また、調整のたびに痛みが生じることもありますが、次第に慣れていきます。

・口内環境が悪くなること
矯正装置を装着している期間中、歯間ブラシやフロスなどでの口内清掃が難しくなります。そのため、虫歯や歯周病、口臭などのトラブルが発生する可能性が高くなります。定期的な歯科検診と適切なケアが必要になります。

1.初診
まずは患者さまのお悩み事、心配な点、治療に関する疑問などをお伺いします。
後に初診では、患者の歯並びや噛み合わせの問題を診断し、治療方法や期間、費用などについて詳しく説明いたします。

2.治療計画の作成
初診後、治療計画を作成いたします。治療計画では、患者さまの個別の状態に合わせて、治療の開始に向けてのスケジュールが立てていきます。

3.矯正装置の装着
治療が開始されると、矯正装置が装着されます。矯正装置には、ワイヤー矯正やマウスピース矯正があり、矯正装置を装着することで、歯並びや噛み合わせの問題を改善するための力をかけることができます。

4.定期的な調整
矯正装置を装着した後は、定期的な調整が必要になります。調整の間隔は、個人差がありますが、通常は4週間から8週間に1度の頻度で行われます。調整では、矯正装置の状態を確認し、必要に応じてワイヤーなどの調整を行い、お口の中のクリーニングも行います。

5.治療終了
矯正歯科治療は、個人差がありますが、通常は1年半から2年程度の期間を要します。治療期間中は、定期的な調整が必要になりますが、治療が終了したら、矯正装置を外し、歯並びや噛み合わせが改善されたことを確認します。

6.保定
歯並びが整い装置を外した後は、良好な咬合の後戻りを防ぐために、保定装置を装着します。保定期間中は3ヶ月に1回程度通院していただきます。